SEを辞めたい理由!現役エンジニアが教える転職理由と解決策
エンジニアをしていると、辞めたいと思うことは月に1回はあります。
辞めたい理由は様々ですが、SEを辞めたいと思っているなら、もう一度よく考えてほしいです。
SEという職業は、将来性もありますし、他の職種に比べて給料も悪くないからです。
私もエンジニア歴は10年以上ありますが、辞めたいと思って3回転職した経験があります。
そのうちSEを辞めて他の職種になったのは1回で、結局、今はSEに戻って働いています。
今回は現役エンジニアが、SEを辞めたい理由で多いものとその解決策について説明します。
SEを辞めたり理由とその解決策
SEを辞めたいと思う理由は、働いている環境で変わります。
会社への不満だったり、キャリアプランが見えない不安など、SEによって悩みは違います。
ここでは、SEに良くある辞めたい理由と、その解決策を挙げていきます。
仕事が辛くてSEを辞めたいなら今いる企業を見つめなおすこと
SEの仕事がハードワークと思っていませんか?
確かに一昔前は、デスマーチと呼ばれる過酷な状況で働かされることが日常茶飯事でした。
家に帰れず、ビジネスホテルに泊まって数日徹夜なんてこともありました。
その頃は、SEを辞めたいと思うエンジニアも多く、実際、離職率はかなり高かったです。
ですが、今はIT業界全体で労働環境の見直しが入り、昔に比べて働きやすい環境になりました。
もちろんブラック企業もあるため、全てのIT企業がホワイトとは言えません。
ですが、きちんとした会社であれば、過度な残業はなく、将来的に無理なく働くことができます。
上司に不満があってSEを辞めたいなら会社に相談すること
IT業界では良くあることなのですが、上司が全くシステムを理解していないことがあります。
無能なプロジェクトリーダーも多く、上司に不満を持ってSEを辞めたい方も多いようです。
上司の言い分としては、無理なプロジェクトを終わらせるために頑張っているようですが、部下としては無茶振りされている感覚になります。
上司に不満がありSEを辞めたいと思っているは会社に相談をして、プロジェクトを変えてもらうのが一番です。
ただSESなど派遣契約だと難しい場合があるので、そういった場合は転職を考えたほうがあなたのためになります。
派遣で常駐勤務のSEなどは、辞めたいと思っている人が多い傾向にあります。
キャリアプランが見えずにSEを辞めたいならプロに相談を
SEには「35年定年説」という言葉があり、管理職にならなれけば会社を辞める選択が一般的でした。
このため、SEは将来のキャリアプランが描きにくく、不安を感じて辞める人が多いです。
特に中小のIT企業はSESの派遣契約で仕事を取ってきていることが多く、社員と接する機会がほとんどなくキャリアの相談すらしません。
最近のベンチャーはキャリアプランを考えて社員を育てる企業が増えましたが、そうでなければ将来のことを考えるべきでしょう。
きちんと、あなたのキャリアを考えられる企業を選ぶのが一番です。
もし会社がそういった相談に乗ってくれないのであれば、プロのキャリアコンサルタントに相談することも検討してください。
うつでSEを辞めたいならまずは休職も考えてみましょう
SESなどで派遣されているSEや、上司に恵まれないSEの中には、「うつ」になる人もいます。
常にストレスと闘いながらプログラミングをしているので、精神的に安定しない状態になってしまうのです。
人間関係は転職理由でもトップですが、SEもこの理由で転職する人は多いです。
うつなどは病院で認定されれば休職できます。
無理に働き続けずに、うつの疑いがあるなら精神科などに行ってみて下さい。
技術の進歩に不安があるなら管理職も考えてみて下さい
IT業界は日々進歩しているので、SEは新しい技術を覚える必要があります。
もちろん同じ技術でずっと食べているSEもいますが、将来を考えると新しい技術を学ぶことは不可欠です。
こうした技術の進歩についていけず、将来に不安を持ちSEを辞めたい人もいます。
ただ、せっかくIT業界で学んだスキルを捨てるのは勿体ないことです。
SEを辞める選択をしたとしても、プロジェクトマネージャーなどの管理職への道も考えてみて下さい。
給料が安くてSEを辞めたいなら他の企業も検討してみましょう
日本のIT業界の問題点と感じているのですが、SEは高度なスキルが必要な職種のわりに給料がとても安いです。
スキルに見合った十分な報酬が支払うのは当然のことなのですが、今の日本はIT土方と言われるほどSEの待遇が悪いです。
アメリカなど海外はSEは高級取りとして人気の職種です。
ただし日本のIT業界が全て薄給というわけではありません。
SEで600万以上の給料がもらえる企業も普通に多いです。
[levtech3]のように、スキルが高いSEに好条件の企業を紹介する転職支援サービスもあります。
もし、あなたがSEで給料が安いことに不満があるのであれば、市場を確認してみてください。
SEを辞めてまたIT業界に戻るエンジニアは多い
SEの仕事が嫌になって辞めたエンジニアでも、暫くしてまたIT業界に戻る人はけっこういます。
特に以下の理由で、IT業界に戻ってくるSEが多いです。
- 転職した企業の給料が安かった
- 他の仕事をしたが魅力を感じなかった
- 意外とSEの方が残業が少なかった
この他にも理由はありますが、SEに戻る人のほとんどは「他の業界はあまり良くなかった」と感じているケースが多いです。
日本の企業に関していえば、ブラック企業も多く転職に失敗するケースは未だにたくさんあります。
SEは確かに過酷な現場もありますが、実は他の職種の方が辛い可能性もあります。
特に営業などはサービス残業が普通ですし、エンジニアよりも薄給になることが一般的です。
SEを辞めたいという人で転職してから、やっぱりSEの方が良かったとなるケースもあることを覚えておいてください。
条件の良い企業に転職して、もっと早く転職すれば良かったという声もあります。
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SEは一生続けられる仕事です
IT業界に不安を持つ方もいるでしょうが、SEは一生続けられる仕事として注目されています。
男性女性問わず、スキルがあれば好条件で働くことができます。
昔はSE35歳限界説のようなものがありましたが、40代でも50代でもスキルアップはできます。
もしSEとして今の環境に不安を感じて辞めたいと思っているのであれば、環境を変えることも考えてみましょう。
転職エージェントなら、あなたのスキルや将来性を考慮した最善の企業を紹介してくれます。
企業が変わることに期待せず、自分から行動することで労働環境を変えることができますよ。